米30年債利回り、22年ぶりの水準に上昇

9月24日、米30年債の終値が5.47%まで上昇した。2004年6月以来、約22年ぶりの水準となる。市場予想を上回る9月の景気指標(S&Pグローバル製造業・サービス業PMIがともに好調)や原油高によるインフレ懸念、膨らみ続ける財政赤字への不安が背景にあるとされる。財務省はすでに最大60億ドル規模の長期債買い戻しに動いているが、それでも利回りの上昇に歯止めはかかっていない。
FRBウォーシュ議長は、利下げを求めるトランプ政権と、利上げを織り込み始めた市場との間で板挟みになりつつある、との見方も出ている。利息のつかないゴールドにとって利回り上昇は逆風、現在の米財政赤字規模と利回り上昇による利払い膨張は追い風。せめぎあいは続きそうだ。 →航海録一覧はこちら

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