世界の債務365兆ドル、各国の長期金利急騰の背景に

国際金融協会(IIF)が発表した最新の世界債務モニターによれば、2026年上半期に世界の債務残高は10兆ドル超増加し、365兆ドルを突破した。なにより肝心なのは、先進国が国際的に取引される国債だけで支払った年間利払いは3.3兆ドル超に膨らんでいること。
これは世界のAI関連支出(2.6兆ドル)、防衛費(3.1兆ドル)、クリーンエネルギー投資(2.3兆ドル)のいずれをも上回る。米30年債、仏10年債、日本の10年国債——この夏から秋にかけて各国の長期金利が軒並み記録的な水準を更新しているのも、
この債務の重みと無縁ではないだろう。IIF自身、「債務はもはやマクロ金融の問題である以上に政治問題と化している」と評している。 →航海録一覧はこちら

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