サウジの石油パイプラインが攻撃を受けて以来、原油高が続いている。WTI原油は9月15日の終値で105.83ドル、前営業日比+4.44ドル。市場はFOMCでの利上げをほぼ9割織り込みつつある。長期金利とドルが上がれば、利息を生まない金には売りが向かう。NY金は9月15日の終値で4332.80ドルまで下げた。「有事なら金が買われるはずでは」と思われがちだが、今回はその有事が原油高というインフレ経路を通じて、ドルを押し上げ金を押し下げる方向に働いている。金とドルの逆相関は、今年に入って一時薄れた時期もあったが、ここへきてまた復活してきているようだ。しかし米国の利上げ余地、どれほどあるのだろう。 →航海録一覧はこちら
